2020年1月15日
新成人データから考える
成人の日の1月13日(日)は全国各所で成人式が行われましたね。
お子様が成人式を迎えた方や、ご自分の成人式を思い出した方も多いのではないでしょうか?
今年の新成人は約122万人ですが、今年の新成人が生まれた20年前の新成人についても調べてみました。
■新成人の人口
総務省統計局:「新成人人口の推移」より
2000年の新成人は約164万人で、この20年で新成人は約42万人も減少していることが分かります。
では、20年後の新成人はどのくらいくらいになっているでしょうか?
■2019年の出生数
厚生労働省:「令和元年(2019)人口動態統計の年間推計」より
昨年末のニュースでも話題になりましたが、2019年の出生数は90万人を割り込みました。
これは、1899年から120年続く出生数の統計の歴史においても初めてのことだそうです。
つまり、昨年生まれた新生児全員が無事成人式を迎えたとしても、20年後の新成人は今年より約35万人減ることになります。
■人口減少だからこそ考えたい「人材の定着」
経営者目線で考えると、未来の社員になりえる新成人数は、2000年を「10」とした場合、2020年は「7.4」、2040年は「5.2※」と、40年間で約半分になってしまうことが分かります。(※2040年は令和元年の新生児全員が新成人になると仮定)
つまり、20年前と同じ人数を20年後に採用しようとすると、約2倍のコストが必要になることを表しています。
有望な若手の採用競争が激化するのはもちろんのこと、今よりも現職社員一人ひとりの重みが増します。
国内において人口増加が望めない以上、現職の人材が定着する対策を、経営者は真剣に検討する必要があると考えられます。
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